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2014年6月6日

【まとめ】コラム『住まいは”巣”まい』

 

三澤千代治 の 住まいは”巣”まい

住まいという字は「人偏」に「主」で『住』と書きますが、これは当て字で、もともとは鳥の『巣』の字を当てていました。古事記の中では住まいの意味で『巣』の字を使っています。

鳥の巣は、もちろんヒナを育てるためのもの。親はかわいいヒナを風雨から守り、恐ろしい外的から守るために巣作りをしているのです。動物の中でも、生まれてすぐ四足歩行するような牛や馬には巣は必要ありません。これに対して、一人前に成長するのに長い時間がかかる動物は子どもを育てるための巣や一定の縄張りがどうしても必要です。

ゴリラ、ライオン、虎などは成長するのに3〜5年もかかるため、生まれて間もない子どもを放っておくと無事に育たないのです。巣づくりは自分の子どもを一人前に育てるためにあるということです。

人間の住まいづくりも同じ。子どもを育てる巣づくりであり、子どものためにあるべきです。子どもが健やかに育つための安全性、快適性子どもの感性や能力を伸ばす為の機能性を備えた家こそが本来の住まいの役割です。色や音が赤ちゃんの能の発達に影響し、部屋の色で子どもの性格が変ることも分かっています。間取り、インテリアが大切です。

「人が住まいをつくるように、住まいも人をつくる」と言われます。住まいが人間形成の上で大きな意味を持ち、環境の善し悪しが子育てを左右することは確かです。

[MISAWA・international 株式会社 三澤 千代治]

 

★「住まいは”巣”まい」のはなし
[041]日本の上足文化
[040]森林浴のできる家
[039]屋根をつくることが始まり
[038]間のこころ
[037]長い庇(ひさし)
[036]木 火 土 金 水
[035]家族の会話とハーブで5月病予防
[034]身体を鍛える空間
[033]さくら
[032]観葉植物が育つ家
[031]日本人の間、玄関
[030]間(ま)・間戸(まど)
[029]窓の大切さ
[028]素足でいると健康に
[027]家で生まれるのがよい
[026]添い寝で素材を確かめる
[025]子どもと“躾”
[024]日本人のDNAは木にあり
[023]住まい文化の栞「大工は人類初めての職業」
[022]上足文化を見なおす
[021]抗菌”と上手につきあう
[020]心身ともに健康になる和室
[019]虫除けにもなるハーブ
[018]調湿機能のある木
[017]食で育む親子のコミュニケーション
[016]センターリビングのすすめ
[015]個室は子失
[014]子どもにやさしい木の家
[013]色で子どもの性格が変わる
[012]インプリンティング②
[011]インプリンティング①
[010]ハイハイする子は賢く育つ
[009]色と心理的、生理的反応
[008]エリートは大家族で育つ
[007]父親の存在
[006]正しい間取り
[005]子どもがよく眠れる家
[004]居心地の悪い子ども部屋、居心地のよいセンターリビング
[003]天井の高い家には大物が育つ
[002]快眠のための住まいづくり
[001]空気による健康被害