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2014年2月10日

コラム「添い寝で素材を確かめる」

 

住まいは”巣”まい

「添い寝で素材を確かめる」

シックハウス症候群が社会問題化して以来、揮発性有機化合部(VOC)に対する感心が高まっています。

VOCについては未だ完全に解明されていないため、国によって見解が分かれているのが現状です。例えば、環境問題に感心の高いEUでは3万種類ともいわれていますが、日本では厚生労働省がシックハウス対策のガイドラインとして室内濃度指針値を策定したVOCは、13種類に過ぎません。

平成14年には対象となる3種類が追加され、翌年、ついに建築基準法にシックハウス対策が盛り込まれ、大幅な法改正が行われました。VOCについては、今後もさらなる研究が持たれています。

実は、無垢の床材にもVOCは含まれています。例えば、ヒバの香り成分であり、防虫・防カビ・防臭・防ダニ効果などのあるヒノキチオールです。

木そのものが持っている芳香性も、いわゆる揮発性ガスです。そう考えると、「天然」「自然素材」が人間の身体に良いというイメージは矛盾して、何が有害なのかわからなくなってきます。

いくら国が基準を決めても、その人にとっては何が有害なのかは、最終的には個人差です。

厳密に調べるのであれば、家を建てるときは、建材のサンプルで添い寝をして確かめるのがよいでしょう。一晩づつそれぞれの建材と過ごせば、自分にとって何が有害な材料あなのかがわかるでしょう。

[Weekly HABITA抜粋]

 

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