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2014年1月14日

コラム「日本人のDNAは木にあり」

 

住まいは”巣”まい

「日本人のDNAは木にあり」


日本での理想的な住まいを考える場合は、文明のなかった社会にどのような家に住んでいたかを見ればわかります。文明のなかった時代、日本人は平原にわらぶきのテントのような家をつくりました。日本は多雨多湿のため、風通しが良くなければ住めなかったわけです。

日本の理想的な住まいは自然の摂理にかなった、一戸建ての木造住宅がよいと思います。木材を使い、壁は土壁ならば自然に湿度を調節してくれます。壁紙は天然の繊維質、障子・ふすま・畳は天然の素材を使うことが条件だと思います。

ヨーロッパでは岩肌に穴を開け、狸の穴のようなところに住みました。これは湿度が低く空気が乾燥しているため、そのような生活ができたのだと思われます。

マンションはまさにコンクリートの穴のなかに住み着いているようなものですが、これは湿度の高い日本には向かず、ヨーロッパのような湿度の低い国向きだと思います。

アフリカでは、木の上に鳥の巣のようなものをつくり生活していました。猛獣から身を守るための知恵であったと思います。木の上で風が吹いて、ゆらゆら揺れても怖くなかったようです。現在の超高層ビルは、強風が吹くと50〜70センチほどゆらゆら揺れますが、やはり、こちらも日本人には不向きではないでしょうか。

[Weekly HABITA抜粋]

 

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