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2013年1月16日

コラム「天井の高い家には大物が育つ」

 

住まいは”巣”まい

「天井の高い家には大物が育つ」


人間には、心理的安定感を覚える高さがあり、天井の高さは、住む人の心理に大きな影響を与える。

偉人といわれる人物に関する事柄や伝記などを調査(※ミサワホーム総合研究所調査より)し、さらに現代でも活躍している100人に、子どもの頃の住宅について取材した結果、天井の高い広々とした空間の中で育った人が、将来名をなす大物になるというケースが多いことがわかった。

とくに、作家などの想像力を必要とする職業の人、また政治家などの広い視野と見識を必要とする人に、そういった傾向が見られるようだ。高い天井や深い奥行きなどが、子どもの空想力をかき立て、後年の活動に大きな影響を与えたのではないかと推測される。

広がりを感じさせる高い天井は、のびのびとした開放感をもたらし、豊かで快適な空間を生み出す。しかし、天井を高くしただけでは想像力豊かな大物に育つという根拠はない。高い天井の下でどのように過ごすのか、それが問題だ。

住まいは、人間形成の過程にある子どもたちに、とくに大きな意味を持つ。子育てには環境の善し悪しが大きく左右する。人が住まいをつくるように、住まいも人をつくるのだ。

 

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