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2012年12月6日

コラム「空気による健康被害」

 

住まいは”巣”まい

「空気による健康被害」
 

室内の空気汚染で頭痛、めまいなどの体調不良を引き起こす“シックハウス症候群”の言葉はすっかり一般化しましたが、同時にホルムアルデヒド、トルエンなど揮発性有機化合物(VOC)による化学物質過敏症も社会問題化しました。

化学物質過敏症は、VOCが体内に入ったために目やノドの痛み、下痢、便秘といったものから、不眠、うつ病などの精神障害、皮膚炎、喘息などの免疫にかかわるものまで、さまざま症状が発生する健康被害。少量の化学物質でも長期間浴び続けていると慢性的に症状が出る可能性があります。

住宅のなかには、家具、ビニールクロス、プラスチック、ペンキ、防蟻剤、防虫剤など化学物質を含む製品がたくさんあります。科学物質なしで生活は成り立ちませんが、使い方を考えるととんでもない健康被害をおよぼすことに。体調が悪くなったら“空気”を疑ってみることも大切なのです。

ただ、シックハウスが社会問題化して以来、官民あげての対応策が進み、建築基準法も改正されて、有害化学物質クロルピリホスの使用禁止、ホルムアルデヒド発散建築材料の使用禁止や制限、機会換気設備の設置義務付けなどが打ち出されました。化学物質の発散等級の表示や化学物質の安全性を格付けする「F☆☆☆☆」というF四つ星マークも規格化されてます。

住まいづくりの際にこうした表示の確認、チェックは極めて大事。それと同時に、基本の適度な換気は決して忘れないようにしましょう。

[Weekly HABITA抜粋]

 
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